楽しめる強さ、思いやれる強さ
ああっ女神さまっより
例えば、職場の中でもしんどいばかりが目に映る人もいれば、しんどい中でもやりがいや楽しみを感じる人もまたいます。
そんな中で、楽しむことなどがどのような意味を持つのかを少し、お話します。
このお話には心理療法の中の一つ、ロゴセラピーが生まれた経緯に関係しています。
この療法が生まれた背景には彼自身の壮絶な人生があります。
彼は第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に入らされ、過酷な生活を送ることになります。しかしそんな中、ある発見をするのです。
それは毎日が地獄で誰かが倒れていく中、生き残る人と死んでいく人の違いがあることに気づくのです。
その違いとは、生き残る人はかけがえのない食料であるパンを他の誰かに分け与えたり、辛い状況下の中でも、夜の月をみて綺麗と感じて夜の空を見上げていた人だったり、苦しい状況下の中でも人を思うことや楽しむことをしていた人たちだったのです。
反対に自分の事ばかりを考えていた人などは早くに亡くなっています。
これには科学的な根拠があり、誰かへの感謝や思いやりの気持ちを頭に浮かべたり、自分自身が楽しんだりすることで、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌されるようになります。
この「オキシトシン」は生きていくうえでとても重要で、このオキシトシンが出ることで、ストレスが緩和することや、人と関わりたい気持ちが高まったり、感染症予防につながるとまで言われています。
これを先ほどの話につなげてみると、誰かに食料を与えて感謝されたことや月を綺麗と思って楽しめたこと、どちらもオキシトシンが多く分泌された可能性が高いとみられます。
そしてその反対のことをしていた人はオキシトシンが出にくい状況となってしまったのではないかと思います。
どのような状況でも生き残ること(サバイブ)ができるのも一つの強さだと思います。このコマで語られる「楽しさを見つけられること」もまた、この観点から見れば生き残る強さにつながると私は感じます。
今、しんどいと感じられているのでしたら、一度離れるのも一つです。そして違う何かで一度楽しむという事や人を見てみる事などをしてみるのも一つかもしれません。
そこから幸せホルモンの「オキシトシン」が分泌されて、あなた自身を守る強さに変えてくれるかもしれません。
※このコマはマンガサイト、アル様から利用しています。
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