資格とアンチテーゼ
本日、6,7月に受けた二級キャリアコンサルティング技能士試験の合格発表がされました。
結果は合格。1度落ちて3回までは挑戦しようと思ってたのですが、まさか合格するとはビックリです。
しかし、今回合格したからこそ、自分自身が肝に銘じるためにもここで書かせてもらいます。
資格に関して、特に対人支援の資格はどのような意味を成すのか、以前2級キャリアコンサルティング技能士に落ちたときに考えていました。
僕自身、100人無料相談をしていた際に気づいたことの一つに、相談者は資格というものに惹かれてきたわけではないということです。
結局は目の前にいる人がどれだけ自分の話をしっかりと真剣に向き合ってくれるか、そこを見ており資格があるから来たという人は一人もいませんでした。
もちろん、資格があるから専門性の証明にもなり、信頼につながることもあります。資格そのものを否定するわけではありません。
しかし反対に、資格が無ければ聞けないという相談は存在しないということにも気づきました。
そして資格があるから相談を聞くことができるわけではないということを。
こんな風に考えたのはマンガ「ブラックジャック」のある話を見てからです。
その話とは、名医のブラックジャックは無免許であり、医師会に医師免許を取るように迫られるもブラックジャックは無視。その結果医師法違反で逮捕されます。
そんな中、イタリアよりブラックジャックを訪ねた大富豪が孫の手術を頼もうとするも、留置所にいるブラックジャックには手術ができず。何とか彼を出そうと医師会に駆け寄るも、あきらめざる終えずに医師会が用意した医者に任せることとなります。
しかし手術は失敗。その報復として、医師会のトップの息子を銃撃し瀕死の重傷を負わせます。
瀕死の重傷の息子を治せるのはブラックジャックだけ。急遽彼のために医師免許を用意するも、ブラックジャックは医師免許を破り捨てます。そして最後に「私の息子を助けてくれ」と懇願します。
この話を改めて読み直したとき、色々と考えさせられました。
人の命を救うための医師免許。しかし救えるのは無免許の人間という矛盾。
色々と考えてみて、結局は資格の効力にぶら下がるのではなく、それは一つの自分自身の糧の一部であり、人前でひけらかすものではないということ、そして資格は関係なく、ただただ目の前の人に集中する。それだけかもしれません。
今回はあえて、資格というものに対してのアンチテーゼを唱えさせていただきました。なぜ合格したタイミングでというのもありますが、合格しなければ言葉に重みがないように思えたので、今がちょうどよいと思いました。
そして、お世話になってる先生曰く
「否定も肯定もできてこそ大局を知ることができる」
という言葉を教わりました。
そこからキャリアコンサルティングの発展を本気で考えるからこそ、肯定的な部分をみるだけでなく、否定的な部分もみれてこそ、新たなステージに立てるかと思います。
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無料相談もおかげさまで当初の予定の100人を達成しました。
しかし、今回の100人無料相談を通じて、相談することをもっと世に広めたいことを感じましたので
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