不思議な体験(5)

日中の散歩に疲れていつもより早くに布団に入り、眠りにつくもまた夜中に目を覚ます。ふと携帯を見ると1時17分。

昨日のような失態(携帯を見続ける)をしないようにと布団にこもっていると、昨日以上に色んな音が聞こえてくる。
しかも今度は音だけではなく、右手が気づくと上に上がっていた。あれ、なんで上に上がってるのかと疑問になり、力を入れて下に下げるのだが、今度は首の襟が引っ張られているような感覚となる。

これは遊んでほしいのかなと思っていたが半分寝ぼけていたのと昼間の疲れからなかなか動けないでいた。なので、眠る前に歌っていた365日の紙飛行機を鼻歌交じりで歌ってあげることにした。
一通り歌った後、ピシっという音がなったのはよく覚えている。

しかしその後もまだ遊び足りないような感じがしたので、とりあえず寝室にあった布団を隣の昼間に遊んでいた大部屋に移すことにした。この時もかなり寝ぼけていたが、おもちゃがとっ散らかっていた部屋に無事に布団を敷くことができた。

再び布団に入り、そこで「一緒に寝よう。夢の中で遊ぼう」と心の中で伝えると、左側の脇下あたりがふと暖かくなる感覚を感じていた。それから少ししてから眠ることになるが、短い夢を何度も見ていた。ほとんど忘れてしまったが覚えているのは、折り紙が目の前にあり、姿は見えないが折り紙が勝手に動き出して気づいたら鶴の顔を作っていて、すごいと相手を褒めた夢だった。

そして朝となり、宿の人に朝食を持ってこられた際に布団を動かしたんですねと、まあそうなんですと事情を話すのが難しかったので、お茶を濁しながら、朝食を受け取りました。

朝食後は布団を片づけてチェックアウトの準備をしていたのですが、そこで気づいたのは寝ぼけながら布団を敷きなおした割にはきれいに敷かれているなということ。片づけた後にカメムシの死骸があったこと。
もしかしたら座敷わらしさんがきれいに整えてくれたのかもしれないし、カメムシの死骸はいたずらだったのかもしれないです。

そして2泊3日の旅行は終わりを告げました。

そこで気づきがあったのは
『座敷わらしさんに会ったから幸運になる』ではなく、『また会えるように頑張っていこう』という努力が必要なんだということ。
座敷わらしさんに会って成功した有名人は多いですが、みんなそれ相応の努力があってのことだと思うので、自分も再び座敷わらしさんに会えるように頑張っていこうと思った旅行でした。

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