どちらを選んでも難しいなら…

進撃の巨人より

二日前の朝、目覚めると頭痛が襲い、その日は心理などの勉強を予定していたのですがすべてキャンセルしました。

その後、さらに吐き気が起こり、動くのも辛い状況となりました。しかし熱は平熱で、味覚もありました。とにかく病院に電話をするもご時世ですので、あるウイルスの感染を疑われました。

その後検査を受けてみてはと言われ、また違う病院に連絡すると3日かかると申し訳なさそうに言われ、仕方なく今度は保健所に連絡しました。

すると、今度は感染ではないと思うので一般受診をしてみてはと言われ、それぞれ同じ症状を伝えたのにも関わらず、違う見解となりどちらの指示に従っても、難しい状況となりました。

このように病院に従うと保健所の言う事を信じていない。そのまたもしかりでどちらをとっても上手くいかないことを

『ダブルバインド(二重拘束)』と言います。

これは日常でもよく起こることで、例えば上司が「分からないことがあったら聞いてほしい」と言った時、質問をすると「少しは自分で考えて」と怒られ、反対に何も聞かずに仕事を進めていると「勝手なことをして」と言って怒られ、どちらをとっても上手くいかなくなります。

このようなダブルバインド(二重拘束)が起きてしまうと、受け手側は混乱し、どうすればいいか分からなくなるのは当然のことです。

もしあなたがこのような状態に陥った時、抜け出す方法は

①優先順位をつけて行動する

②逆にもっと怒られるようにしてみる

このようなことが考えられます。

①優先順位をつける。は今何が一番優先なのかを一度考えてみて、立ち止まってみることです。混乱したままだと上手くいかないのは当たり前です。

そこで、一度深呼吸をして何が大事なのか、一番優先は、急ぎなのはなどを振り返り、考えてみましょう。

今回の騒動では、僕はこちらを選びました。自分の中で何が優先なのかを考えた時、とにかく周りの人に迷惑をかけたくないという気持ちが現れ、自分が感染していないことを証明するのが最優先だと思い、PCR検査を受けました。その結果無事陰性と判断されました。

②は逆説的アプローチと言われる手法です。

逆説的アプローチとは、問題解決しようとしていることが返って問題を維持している可能性がある時、逆の方向に指示することです。

例えば、眠れなくて困っている人が、寝ようと努力しても眠れなくて困っている。このような場合だと「眠たくなるまで、目を閉じずに行動してください」といったようにして、寝ようとする努力から離していきます。その結果、どんどん目を閉じてしまい眠りにつくことにつながっていきます。

先ほどの上司の例だと、怒られることはどうしても日常に存在するので、ここで怒られることに対しての免疫をつけておく。あとはどのような時に特に怒るのかなどをしっかり観察してみる。そうすることで2択で不自由な選択肢のダブルバインド(二重拘束)以外の選択を得ることができます。

最終的にお伝えしたいのはここで書いたことを実際してみても結果はその時によって違うので、この進撃の巨人のリヴァイ兵士長のように、悔いが残らない選択をするのが一番です。不自由な選択から抜け出した結果、自分が考え、選び抜いたのなら、そこに悔いは残らないでしょう。

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