自分が違和感を感じた時は
aokitakahiro炎炎ノ消防隊より
何か違和感を覚えたなら そのことを根底から考え直すべきなんだ - 炎炎ノ消防隊(炎炎 消防隊) | アル
炎炎ノ消防隊(炎炎 消防隊)のコマ投稿です。この作品のコマは出版社や作者の方に許可を頂いているので誰でも自由に投稿できます。
違和感というのは様々な場面で起こります。
今回は私自身が経験した、人との相談を受けた時に違和感を話させていただきます。
人からの相談というのは多くの場合、最初に○○について困っているなどを話されます。当然その困っていることについて聞くこととなるのですが、途中で明らかに会話が滞っているように感じることがあります。
最初に言われていた○○について、一緒に話し合っているはずなのになぜか相手からの会話が減っていく。そこでさらに会話を増やそうとして、さらに詳しく聞こうとするようにしてしまうと、相手からすれば自分から話しだしたことなので、とりあえず話しますが、本人の心は無意識に離れていきます。
それが続いてしまうと最後は「ありがとうございました」と形式のお礼で終わり、再び話すことはほとんどありません。
なぜこのようなことが起きてしまうのか、改めて会話を思い出すと、本人が○○について話す途中で、関連した別の事を話された時が、話す言葉が増えていたように感じました。そこから本人が本当に話したいことは最初の言葉ではなく、最初の時点では話しにくいまたは自分自身でも気づいていない部分だったのではないかと思います。
人はコミュニケーションを取るとき、会話をすることが多く、言葉を使うことが主となります。
しかし、本当に伝えたいことは言葉通りとは限りません。
一番分かりやすいのは
「大丈夫」という言葉です。
本当に大丈夫な場合ももちろんありますが、相手が俯き加減だったり、声が小さかったりするとそれは「大丈夫」と言えるのでしょうか？
言葉通りで全て受け止めてしまうと、本当に相手が伝えたいことを見逃してしまいます。
先ほどの相談の話でも、最初の言葉を全て受け止めてしまい、本人からの本当に伝えたいサインを見逃してしまったからだと思います。
相手との話で言葉とは違う「違和感」を感じられたら、このコマのように「根底から考え直してみる」というのも時には大事です。
違和感を見逃さずに、なぜこと違和感があるのか、考えることが相手への気遣いや気づきにもつながります。そこから新しいコミュニケーションを築いていくこととなるでしょう。
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