結果は自分「だけ」の成果ではない

アオアシより

だからこぼれ球なんかじゃねぇんだ! 偶然でもねぇ! 全員の得点なんだ!!! - アオアシ | アル

アオアシのコマ投稿です。この作品のコマは出版社や作者の方に許可を頂いているので誰でも自由に投稿できます。

仕事、スポーツの試合、試験など全て結果というものがついてきます。
そして結果にはどうしても、スポットライトの当て方の違いがあり、目立つ人、目立たない人が存在します。

例えば、演劇だったら主演が当然目立ちますし、このマンガのお話では主人公がサッカーの試合で全て自分自身が得点しています。
他にも仕事だったら例えば指揮をした人や難しい仕事をこなした人、試験だったら受けた本人に当然注目を浴びやすいです。

その時にたまにこんな話をされる方もおられます。
「俺(私)のおかげで上手くいった」

もちろん、その方がいなければ結果が伴わなかったと思いますし、その方がいなければ全く違う結果になっていたかもしれません。
しかし、逆に言えばその方以外の人がいなければ、それもまた違う結果となったでしょう。

この物語の主人公、青井 葦人(あおい あしと)は自分が得点したシーンのチームメイト全員の動きを覚えており、
「あいつらのおかげなんだ」と全員に感謝しています。
この主人公の本当の実力はチームメイト、敵チームの全員の位置を覚えれる「俯瞰」能力でした。

俯瞰とは、辞書で調べると『高い所から物事を見下ろすこと、あるいは、広い視野で全体を把握することである。』

この俯瞰は人の相談を受ける時には、必要と言われています。
なぜならば、人の話を聞くときにその人が見ている視点だけでは、その方が抱えている問題全体を見ることができないからです。
例えば、同僚にあいさつしても返してくれなくて嫌な思いをしていると相談を受けたとします。
そこで一緒になってその人の嫌な思いを共感することは大事ですが、それだけでは進みにくいです。
一緒に悪口を言うものなら、ただ相手の方が一方的に悪者と仕立て上げてしまうだけとなってしまいます。

そこで一度「俯瞰」し、二人の関係を上からのぞいてみましょう。
そうすると、実は相手の方は返事をしていたが、声が小さくて聞こえなかった。
またはこちらの声が聞こえていなかった。忙しくて挨拶する余裕がなかった。など
まったく違う見方がでてきます。このように、俯瞰することで状況は全く見方が変わってくるのです。

少し話がそれましたが、最初に話した結果を「俯瞰」してみるとどうでしょうか。
演劇の主演の人にライトを当てているのは誰か、物語を盛り上げるための敵役やわき役の人、音で盛り上げる人など
沢山の方が上から覗いてみると見えてきます。
仕事でも指揮をしている人がいれば、忠実に確実に仕事をこなした部下もいれば、見えないところでサポートしていた人もいるかもしれません。
試験でも一人で勉強した人は本人でも、勉強を集中するためにサポートしてくれた人がいたかもしれません。

このように一度、あなたも今の状況を「俯瞰」してみて、自分の結果に対して周りに誰がいたのか、なにがあったのかを上から覗いてみて、違った世界を見てみましょう。

そうすれば、周りに感謝が起きるかもしれませんし、自分自身の新しい見方が出てくるかもしれませんね。

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