ペルソナ(仮面)とは

SPY×FAMILYより

演じてばかりでは疲れてしまうこともありますからね - SPY×FAMILY | アル

SPY×FAMILYのコマ投稿です。この作品のコマは出版社や作者の方に許可を頂いているので誰でも自由に投稿できます。

人は社会で生きていくうえで多くの「役割」が必要となります。

例えば、会社に行けば部長などの役職として、家では子を持つ親として、近所では良き隣人としてなど

その時の状況によって、無意識の内に自分が社会と関わるうえで必要な「仮面」をかぶっているのです。

これを心理の世界では「ペルソナ」と呼ばれます

誰もが社会に持ってるペルソナ、しかしこのペルソナが強すぎると新たな問題が起きてきます。

それは自己主張などが出来なくなってしまったりして、自分を出しにくくなることです。

先ほどの例でいうと

本当は部長という責任から「逃げたい」、たまには親という責務から「離れたい」、隣人に実は「腹が立っている」などなど

しかし、現実にはできなくて、自分の心の中でどんどん押し込められてしまい、のちに苦しみへと変わることも実際にあります。

たまにニュースで「そんなことをする人に見えなかった」という言葉を耳にすることがあります。周りから見ればそうかもしれませんが

もしかしたら、心の中にある「出せなかった気持ち」がふとした瞬間にマグマのように湧き出たのかもしれませんね。

だからこそ、たまには自分の「普段出せない気持ち」をどこかにぶつけたりするのは大切なことでもあると思います。

コロナで難しいところもありますが仕事の後に飲みに行く人もいれば、インターネットで自分を知らない人とお互いに不満を出し合うなど

そんな風にしてみることが、ペルソナとの上手な向き合い方の一つかと思います。

演じてばかり(仮面をかぶり続ける)では疲れますので。

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