コミュニケーションのすれ違い

新あたしンち「ユズ、暗黒世界」より

このお話は個性豊かな家族でもある立花一家を中心にした日常を描いた物語です。

最近、隙間時間に楽しくみてるのですが、ここで気になるお話があったので書かせてもらいます。

今回のお話は立花家の長男、中学生のユズヒコのお話です。

ある日、ユズヒコが黒板を消していた時に先生から、「そんなに嫌なのか」といきなり怒られます。

ユズヒコは普通にしていただけなのに、なぜ怒られたのかわかりません。

それだけではなく、その後仲の良い友達から、貸していた本について少し傷が入ったことを謝られ、気にしていないと伝えるも喧嘩になってしまいます。

他にも欲しかった消しゴムをもらった時になぜか「いらないならいい」と言われ怒られたり、近所の慕ってくれている子どもにまで泣かれてしまいます。

そんなユズヒコは自分は自分を否定するパラレルワールドに迷い込んだと錯覚するほど追いつめられます。

なぜこのようなことが起きたのか一度5:30まで見て、一度想像してみてください。

さて、なぜこのようなことが起きたかというと

実はユズヒコは風邪気味で鼻が詰まっていました。なので口で呼吸をしていたのですが、その動作がため息をついている動作のように見られてしまい

イヤイヤ関わっているようにみんなに勘違いをされていたのです。

今回のようなすれ違いがなぜ起きたかというと

ユズヒコ自身は、ため息をついて相手を怒らせようとすることなどは全く考えていません。

むしろ、全く想定していないコミュニケーションだったのです。

コミュニケーションは相手に伝えること、そして相手に伝わったことができて成り立ちます。

しかし今回のように伝えようとすることをしていないのに、伝わってしまったからこそ、このような出来事が起きてしまいました。

これは実は日常でも溢れています。

例えば、電車の中で対面で知らない人同士が座っていた時、相手の足に自分の足が当たってしまう事は有るかと思います。

これはわざと当てようとしない限り、想定していない関りとなります。

当たったことが気づかなければ、この時に相手の方が嫌な気分になっても、想定していないから相手に謝ることが頭に浮かぶことはまずありえません。

最悪、訴えられても意味が分からず、喧嘩になってしまう可能性だってあります。

このように意図しないコミュニケーションは特に問題を起こしやすい傾向があります。

なので大事なのは、コミュニケーションは自分が伝えることだけ以外のことでも成り立つ場合がありえること。

それは日常で溢れているので、意図しないコミュニケーションの存在が起きた場合、まず相手にどのようなことが起きたのか

それを確認し、お互いのコミュニケーションを理解することです。

そこから新しいコミュニケーションに発展していきます。

意図しないコミュニケーションが存在すること。

それを意識してみると、また違ったものが見えてくるかと思います。

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