100人無料相談を達成してみて その3

③相談を受ける側はそもそも自分が相談したことがほとんど無い

以前に相談に来てくれる人の多くは心理を勉強していたりカウンセラーやキャリアコンサルタントの方が多かったとお話しましたが、そのことについて少しお話します。

相談が日常にあまりなっていないことが問題かと思う話もしましたが、そもそももう一つ問題なのは
「カウンセラーやキャリアコンサルタント自身が相談した経験が少ない」ことです。

これがなぜ問題かと言うと、カウンセラーをやるときにあるカウンセラーの方に言われたのが、
「カウンセラーをやるなら自分の心をしっかり知らないといけない」
「そのために自分がカウンセリングを受けてみて、どのように感じたかや心の変化などを受け止めるのも大事」
といった、自分がカウンセリングを受ける必要性を話されました。
心を扱うにあたって、自分自身の心の状態が分からないままだと、相手の方の感情に飲み込まれたり、逆に自分が相手にマイナスの感情などを気づかぬうちに抱いてしまい、相談する人にとって本当に必要か分からないアドバイスや誘導しようとすることなども少なくありません。

それに単純に考えてみて
例えば携帯電話を売る人が携帯電話を使ったことがなかったらどうやって便利性や機能などを説明できるでしょうか。
それと少し似ているようにも思います。

僕自身も振り返ってみると、仕事に悩んでいた時にたまたま役所のキャリア相談があり、そこで話をしたのがきっかけでそこから若者サポートステーションや、知り合ったセラピストの人などにカウンセリングや相談はしていましたが、そこまで回数が多いようには思えません。
なので、自分自身もまだまだ勉強や学びが必要かと改めて思っています。

他にも、カウンセラーやキャリアコンサルタントの勉強で
「相手に気づきを与える」関わり方を学ぶのですが、中には初めて気づきという感覚を知りましたと話される方も少なくありませんでした。
ここでは勉強と経験の差がはっきりと出たかと思います。

どんなに気づきを促す質問を学んでいても、自分自身が気づきという感覚が無かったら、その促しは難しいかと思います。相談をすることで感覚を掴むこともまた大事なことだと思います。

最後に感じたのは、カウンセラーやキャリアコンサルタントだから相談してはいけないという事は無いという事です。
むしろその仕事をするからこそ、自分を含めて積極的に相談ができるようにしていければ、業界全体的な底上げになったり、相談する場所を作るきっかけなどになるのではないかと思います。

そして自分もその一因を担えるようにこれからも頑張っていきたいと思っております。

アンケートも100人達成しました。お答えいただいた方々改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

無料相談もおかげさまで当初の予定の100人を達成しました。

しかし、スタートして約1年となりますので、8月7日の1年間継続して行いますので

引き続きご相談をお待ちしております。

メニューを増やし、マンガから心理について学ぶ講座をマンツーマンでしています。
詳しくはブログのお知らせと下のお問い合わせにてご確認ください。

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