技法(アプローチ)が先か、理論が先か
以前、「100人無料相談のすすめ」という講座をして
その後にアンケートを取らせていただき、その中で
ブリーフセラピーを学びたいという声が多かったので
作成してみました。
1回目は作成できたものの、2回目を作る途中での悩みをお話します。
悩んでいるというのは
ブリーフセラピーでは特に目立つのはリフレーミングなどといった技法などが多く、学びたい方も当然、技法を学びたいというのが多いのです。jしかし技法のやり方などをただそのまま伝えるだけでいいのか。
技法には、その技に至るまでの理論があり、ただ適当に上手くいったから使われているわけではありません。
以前、ある先生のセラピーを見ていた時に、一見自分の常識を超えていたアプローチがあったのですが、上手くいっていました。後から聞くとそのアプローチに至るまでにどのようなやりとりがあったか、理論や経験から基づいている背景などを教えてもらいました。
そのことを聞いて納得しましたが、その反面怖いと思ったのは、
「ただ上手くいった技法(アプローチ)をそのまま使うだけ」ということ。
それは間違えると、目の前の人をただ傷つけるだけになるのではないかということになります。
以前にも書いた質問に意図性があるかということにも似ています。
実際に自分も学んだアプローチがカッコ良く、ただ使いたいという気持ちになったことがあります。それは相談場面で出さないようにしていたのですが、ある時に学んだ知識や技法が前面に出てしまい、相談者を置き去りにしているとSVに言われたことがあり、本当にその通りだと思いました。
自分自身のこの失敗の経験は学んでいただく方にはしてほしくないと思っております。
しかしその反面、ただ理論だけを学んでも、正直面白くありません。
僕の中ではやはりせっかく来ていただいた方に面白くない時間を過ごしてもらうのは本意ではないですし、学ぶ側も我慢して学んでも頭に入りにくいかと思います。
色々考えてみて、自分自身が理論と技法を両方、上手く伝えれるようにする。それに尽きるなという結論になり、今、昔挫折した理論の本を読もうとしています。それが自分自身の勉強にもなりますので。
大切なのは
『知識、経験、技法、理論などが前面に出てしまうと、目の前の人が置き去りになることもある』
『技法や理論は薬にも、時には毒になることもある』
技法や理論を学ぶのは大切ですが、それに振り回されないようにすることもまた大切かと思います。
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