コミュニケーションの様々な形を考える
aokitakahiro今日は毎週金曜日にライブ配信している内容について
色々話ながら浮かんだことがあったのでお伝えします。
今日の話はマンガ「あたしンち」から
コミュニケーションについてをお話しました。
元となってるネタの話としては
お母さんが家族3人それぞれに買い物を頼むのですが
お母さんが求めていたものと実際に3人が起こした行動が
違っていたことから、コミュニケーションのすれ違いが起きたことについての話です。
このすれ違いがなぜ起きたかというと
お母さんが
「伝えたかったこと」と
それぞれが
「受け取ったこと」が違うかったからです。
例えば、娘に298円のチラシのトイレットペーパーを買ってきて欲しいと頼んだら娘は498円のトイレットペーパーを買ってきました。
そのことにお母さんは怒って「298円のトイレットペーパー」なら買わなくてもいいと言い放ち、娘は「トイレットペーパー」自体を買ってきて欲しいと受け取って、別のトイレットペーパーを買ってきたという結果となりました。
このようにコミュニケーションはどのように伝えたかより
どのように受け取ったかで結果が左右されるということが
十分考えられるということが分かります。
そんな話をしながら、今度はこの「ライブ配信」
に関するコミュニケーションについてを話していました。
このライブ配信はやってみてわかりましたが、僕にとっては特有のコミュニケーションで作られている世界でもあります。
一つはライブ発信側（ライバー）は話しを聞いている側（リスナー）が全く見えないことや、相手を認識することができる方法は相手からのコメント、ギフトなどの「言葉」による認識だけとなります。
（もしかしたらほかにもあるかもしれませんが、今の僕ではこんな感じです）
このやりとりについて、普段だと
対面は当然、お互いに実際に会っていたり
SNSなどのラインだと「言葉」と「言葉」でのやりとり
ZOOMだと「画面」と「画面」でのやりとりと言った
どちらも対等の状況でのコミュニケーションが多いです。
しかし、ライブ発信の場合だと
こちらは「画面」でコミュニケーションをとっているが、見ている側はコメントなどの「言葉」での参加となり、話し手としてはコミュニケーションのラグがあったり、コメントからどのように相互のコミュニケーションを取っていくかが難しいと感じました。
最初は自分が伝えたい事を話していき、聞いている人たちに持って帰ってもらうのが良い形かと思っていましたが、それではライブ発信は通用しないことがわかりました。
ライブ発信はいろんな形があり、楽器演奏や占いが多いですが、例えば楽器配信の場合、どんなに上手い人でも演奏ばかりだとあまり伸びないように感じます。それはなぜかというと聞いている側（リスナー）が求めているのは、上手い演奏よりもその演奏者とコミュニケーションをとれるほうを望んでいるからだと思います。
実際に僕もいろんな楽器演奏者などを見て回りましたが、好んで見るようになった人はどちらかというと演奏よりもリスナーに対するコメントの面白さやリスナーとの関わり方が上手い人のように思えます。
そして好んで見ている人からコメントをいただくとそれはとてもうれしく思いました。
このようにライブでの生配信だからこそできるコミュニケーションは新しい形のコミュニケーションでもあり、実際に経験して分かるつながりかとも思います。
中にはネットなどのSNSのコミュニケーションは危険と否定される方もいますが、そんなコミュニケーションを必要としている人もいることやそのコミュニケーションでなければつながれない人もまたいることは事実かとも思っています。
心理の勉強は少しずつしていますが、このようなコミュニケーションの生まれ方やつながり方などは当然ですがどこにも教科書には載っていないかと思います。
このライブ配信では30分以上見られた方にお礼としてちょっとした特典を上げたりしてるのが多いですが、僕の場合の特典はその時に合ったマンガのセリフを伝えています。
今回伝えたのは銀の匙より
「君の人生は教科書に全部書いてあんのかい？」
です。
教科書の知識だけではなく、実際に新しいコミュニケーションを体感してみることもまた、これから人と関わる支援をするうえで必要となってくる世の中になるかもしれません。
今回の話は１７ライブ内の僕のアーカイブに1週間ほど残ってるみたいなので興味がありましたら覗いてもらえると嬉しいです。
https://17.live/ja/profile/r/17915097/video/archive-9a634ad6-ba0b-48a4-80d7-715341bec637
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