言葉を発して思い浮かぶもの

久しぶりの投稿となり申し訳ありません。仕事が多忙だったことや先月コロナにかかってしまい、バタバタしてました。

先月はまさかのコロナの陽性で、しばらく自宅待機でゆっくりしてたり、その後も体力が落ちていたので、今までできていたことができなかったりと大変な月でした。

今月に入り、ようやく体力が戻りつつあるので、ちょっとずつ日常を取り戻しつつあります。
そんな中でここ数か月前から、一人カラオケを行くようにしています。コロナ陽性からしばらくいけませんでしたが、ようやくいけるようになりました。
最初はストレス発散からでしたが、久しぶりに行ってみると、ちょっとした発見がありました。それは歌を歌うことによって、普段とは違う感情や思いなどが出てきたりすることがあることに少しずつ気づきました。それ以外にも歌詞からどんな思いがあるのかや自分に例えてみるとどうなのだろうといった考察や内省もまた浮かんでくるようになりました。

色んな曲を練習してるのですが、その中の一つで
SEKAI NO OWARIさんの曲『Habit』からあげます。

この曲を簡単に伝えると1番の一部分だと
君たちは何かしら自分たちを分類、区別、ジャンル分けをしたがっている。そうしないと落ち着かないから。
でも気づかない外側を覗こうとしてみないかと尋ねても、気分が乗らないからしようとはしない。
実は人間は簡単にジャンル分けで決まるほどほどシンプルではなく
『曖昧で繊細で不明瞭なナニカ』なのである。

この歌詞を歌っていると
自分の中ではキャリアコンサルタントなどの相談が思い浮かびます。
相談者の方はこれが向いている、またはこうすればよいなどの答えを求めたがっているような感覚があります。
しかし実際はたとえこちらが○○が向いている、こうすればよいといったアドバイスをしても、本当に意味では相談者のためにはならないとは思っています。

僕たちが本当に向き合わないといけないのは、この歌詞の中にある、『曖昧で繊細で不明瞭なナニカ』だと思っています。この言葉通り、今の段階では形となっていない、でも繊細であり、まだ見えていない、しかし存在しているもの。それは過去からつながっているかもしれないし、今の環境が関わっているかもしれないし、心の奥深くにあるものかもしれないし、分からないものです。

『曖昧で繊細で不明瞭なナニカ』

この言葉だけでも色んな想像が膨らんできます。

チャットでの相談を仕事でしていますが、そこでは言葉しかないため、相手の言葉から色んな背景、思い、過去などを浮かべていきます。
そこで培ったものが言葉の想像力を育ててくれたのかもしれません。しかしそれは仕事でしかできない経験ではなく、日常での会話や歌詞や標語などから想像する練習もアリかもしれませんね。

2番の歌詞は支援者として関わることについて考えさせられる部分がありました。他にも色んな曲で考えさせられることもありましたがまた機会があればお話します。

あと、カラオケで採点機能を使っており、このHabitも含めて80点台ばかりでまだまだ練習中ですが、一度だけあるアニソンを歌ったときに95点が出たので、自分でも95点を出せるんだと自信が少しつきました。

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