新企画 カウンセラー・コンサルタントのためのカウンセリング(仮)

先日、杉原保史先生の講座を聞いた時のこと。兼ねてより自分の疑問に思っていたことをいくつも話されました。

・技法が上がっても支援が上がるかというと実はそうでもなかった。
・カウンセリングの効果を検証したところ、治療的要因の50%は関係形成による。つまりこの先生に話すと安心する、頼りになるなどを感じて相談者が話せることが効果が高い
・療法に関しての効果は約17%。この17%に多くの人は必死になっている
・大切なことは50%の関係形成スキルである。ただしそれを教えるのが難しいため、教えやすい方に行っているように感じる
・面接の温かさや信頼感など、優しいだけではなく人間的な信頼感があって初めて頼りになると思われる。しかしこの部分を教えづらくほとんど3行ほどの分で終わっている

箇条書きでもまだまだありますが、特に衝撃だったのはある有名な先生が言った言葉


「私は心理療法に興味がない、私がしたいのはクライエントに寄り添いたい」


これは杉原先生にとって衝撃だったようだが、僕にとっても衝撃でした。そして何でこの当たり前のことに衝撃を受けてしまっているのだろうかという疑問も出なければならなかったのです。

そしてその後も話は続くが、先生が言われて僕自身も感じていたのは
相談を受ける側が相談者の不安を感じていない。よく
「お話ししたいことを話してくださいね」
というセリフが相談を受ける側に出てくるが、実際に不安で仕方ない人がすぐに話したいことが整理されて出てくるものでしょうか。この時点で相談者と相談を受ける側に乖離が見られてしまう。これは自分も使っていたので気を付けなければなりませんが…
結局、相談を受ける側の椅子に座ると、相手の不安が分からなくなるのである。
この話に通ずるのは僕が100人無料相談をしていた時のこと。
相談を受ける側の業務をされていた方も多かったが、その中で
「こういった相談はされたことありますか」
と言った問いに対して、多くの方は無い。または1,2回。しかも仕方なく(ジョブカード作成の為など)といった事がほとんどだった。
これは正直言えば問題であり、相談の必要性を訴える人がそもそも相談したことがないのは、ある人の例に例えると、「カレーを食べたことがない人が作るカレー屋さんに行きたいか」ということになる。

今後のこの業界を考えると、このままでは良い方向には行かないと思った。自分自身もまだまだ研鑽中だが、少なくとも今の自分でも伝えられることはあるのではないかと思い、ある企画を打ち出してみました。

カウンセラー・コンサルタントのためのカウンセリング(仮)

これはもともと100人無料相談やワンコインでやっていたことでもあるけれど、まずは普通に相談を受けてもらい、その後でとったメモを渡したり、途中で僕がどのような見立てを立てていたか、どんなアプローチをしたのか、その意図は何なのかといった、手品の種明かしを伝えていくというカウンセリング。

①相談
②種明かし(見立て・アプローチ・意図など)
③メモを渡す(相手が求めれば)
という形になります。
時間は約2時間を予定。

録画もOKで振り返ってもらい、自分自身の表情、どのような時に言葉が強くなったか、または弱くなったかなどを見てもらうなども自己内省につながりのちのち役に立つかと思われます。他にも療法が知識だけではなく、体感してもらうことでより、表面的にならないようになるなど。

メルマガで先に発信してさっそくお一人受けられて感想をいただきました。公表しても大丈夫とのことでした。

『大変有意義な時間を過ごすことができました。今日たかさんにお話してから、今後の自分の行動を決めようと思っていました。いつも自分が相談を受ける側なのに、相談をする側の椅子に座る経験をすることは、相談者の気持ちを理解する第1歩だと感じました。今後も継続して相談を受けたいです。』

大変誇らしくなる感想をいただきました。

とりあえずお試しでの企画なので
2,3月限定(火曜日・金曜日18時~22時まで)1日1枠、10名までとさせていただきます。
今後も継続なら8800円(最大2時間)を今回は3300円(最大2時間)でさせてもらいます。

ご興味ありましたら、下記のフォームよりご連絡ください

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